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写真講座

デジカメ写真講座

デジカメ写真講座

ブログやSNSの流行もあって「きれいな写真を撮りたい」という人は増えているはず。でも、実際に撮ってみると自分のイメージとは違う仕上がりばかり‥‥ということ、多くないですか?

カメラ自体を性能のいいものに買い替えるのも有効な方法ではありますが、実際はそれだけではないのです。今持っているデジカメやスマホで、もっときれいな写真を撮るためにはどうしたらいいのか。それをテーマ毎に解説します。

美しい写真は自然光で撮る

写真にとって最も重要なのは、「光」です。この写真も、もちろん自然光で撮っています。後ろから差し込む淡い光の効果でかなり雰囲気がありますよね。

これをもしフラッシュで撮ってしまうと、雰囲気のないのっぺりとした写真になってしまうのです。室内に蛍光灯や白熱灯がついている場合はそれも消して撮ってみてください。

屋外だけでなく、室内での写真も自然光で撮る。これが基本です。

そして、撮ったときに最も雰囲気があるのは、じつは逆光です。光が差し込んでくる窓際に撮りたいものを置き、直射をやわらげるためにレースのカーテンを引いて撮るのです。窓にレースのカーテンが付いていなければ、窓際から少し離れたり北側の窓際で撮るなどして、直射日光が被写体に当たらないようにすると理想的な光になります。

そうして撮った写真が「左」。プロが使うような一眼レフで撮ったものではありませんよ。

右が同じ構図、同じカメラで、自然光の代わりに内蔵フラッシュをたいて撮ると、こうなります。正面からバシャッ!と光が当たり、せっかくのかわいい雰囲気が台無しですね(笑)。

テーブルが暗くて光がまわらないから自然光では撮れない、という場合はどうしたらいいか。光のまわる場所に、被写体を移動させるのです。テーブルがそこにあるから、ではなく、光に合わせて移動するのです。

窓際にテーブルがなくたって大丈夫。こんな風に、ちょっとしたスペースに敷物を敷いて、レースのカーテン越しに撮影するだけでOKです。ただし、室内での自然光撮影はどうしても光の量が少なくてシャッタースピードが遅くなるので、ぶれないようにするためには三脚が必須です。

なぜなら、美しい写真にするには「ISO感度100」が基本。明るさが足りないからといってISO感度を上げると画質が劣化します。それに、たとえプロでも、手持ちで構図やピントをバッチリ合わせるなんて不可能なんですって。素人ならなおさら三脚が必要というわけですね。高価な三脚はもちろんよいですが、1,000円程度で買えるリーズナブルな折りたたみ式で充分です。

  • もしも料理のブログに載せる写真が美しくなったら。
  • もしもお茶会の招待状を自分で素敵につくれたら。
  • もしも自分で手がけたフラワーアレンジの写真でオリジナルのポストカードがつくれたら...

そんな願望がある人は、ぜひぜひ三脚を買って、自然光(逆光)を利用した撮影に挑戦してみてください。写真が格段に変わりますよ!

そしてもうひとつ、うまく撮るための秘訣を。

料理やスイーツなど、高さのないものは真後ろから光が当たる「逆光」がいいと書きましたが、写真の水筒のように、高さがあるものは横から光が当たる場所がおすすめです。

たとえばワインのボトルを撮りたいときもそうだし、人物も高さがあるので横からの光で撮るときれいです。

色とりどりの花やおいしそうな料理、スイーツ、旅先での一コマ、かわいいペットや子どもたち。身のまわりには、すばらしい「被写体」がいっぱいです。

デジタルはフィルムや現像代もかからないし、撮ったらその場で確認でき、何回でも撮り直せますからぜひいろいろ試してみましょう!

被写体だけでなく背景にも気を配る

たとえば、

  • 結婚式で花嫁の美しい姿を撮ろうとしたとき
  • 子どもやペットのかわいい瞬間を残そうとしたとき
  • おいしい!と感激した料理を友達にも見せたいと思ったとき

「被写体」にばかり気を取られて、後ろに余計なものが写りこんでいるのに、そのままパシャ!っと撮ってしまうことがあります。

たとえば上の写真の主役は花瓶に生けられた花。花瓶のかわいらしさやお花の美しさを撮りたい、とシャッターを切ったわけですが、手前には余計なはがき、後ろには段ボール箱が...。これでは主役のかわいらしさまで台無しです。

右は、同じ被写体で、背景の段ボール箱を片付け、手前にははがきの代わりに雰囲気のある洋書を。洋書はなくてももちろんかまいませんが、「今現在の背景から余計なものをなくす」というところからさらに一歩ふみこんで、「素敵な小物をスタイリングする」ということをマスターすれば、写真はさらに美しく、楽しくなります。

これも、よくある失敗例。せっかくお気に入りのサンダルを撮ったのに、よく見ると家電やコードが写り込んでいます。被写体がモノのときだけでなく、子どもやペットなど動くものを撮るときも同じ失敗はよくありますので、ご用心。

お花の例のように、余計なものを移動させてから撮るというのもひとつの方法ですが、大きな家電やコンセントがいろいろある場所では、移動させるのが難しいケースもあるでしょう。そんなときは、被写体に寄り、クローズアップで撮るのです。

クローズアップの写真的な面白さについては、また別の回であらためてご紹介しますが、「写したくないもの」を避けるという意味でもおすすめの方法なので、ぜひお試しあれ。

撮りたいものを、どんな場所に置くかも重要です。白いものに白い敷物を合わせるのは、うまくやればアーティスティックともいえますが、被写体自体の存在感はどうしても薄れてしまいます。上の写真(左)のように、敷物がビニールクロスで、しかもシワシワなのも考えものです。

右も同じりんごのオブジェ。被写体の明るい色に対し少し暗めの布を敷いたので、コントラストが出て、オブジェのカタチがはっきりと見えます。また、アイロンがけした素材感のあるリネンのおかげで、ナチュラル感と清潔感も出ています。

たとえば料理教室を主宰している人や、ブログをやっている人、商品を売る立場にある人などはとくに、敷物の色味や質感が被写体に与える影響の大きさを知っておくとよいでしょう。もちろん、アイロンも必須です!

背景を美しく整えれば、被写体自体の魅力がもっともっと増していく。そのことを頭の片隅に入れていただいて、素敵な写真を撮ってみてくださいね。

構図を決める

写真はカメラのシャッターを押すだけで撮れますが、仕上がりがいいかどうかは「ただ押すだけ」では不十分。仕上がりのよしあしを左右するのが「構図」なのです。

そのポイントとして、第1回は光、第2回は背景を取り上げましたが、今回は「構図」について学んでいきましょう。

カメラはファインダーの中央にオートフォーカスのセンサーが集中しています。そのために陥りやすいのが、真ん中に被写体を置いてしまういわゆる「日の丸写真」といわれるもの。初心者がついつい撮ってしまいがちな構図です。

たとえば、友人を撮ろうとして、左のようにド真ん中に人物の顔を据えて撮っていませんか?これだと頭の上に「空き」が多すぎて、構図としてはバランスが悪くなってしまいます。

対して右は「三分割法」といわれる構図で撮った写真。人物の頭上の空きもほどよく、視線の先に空間があるので、落ち着いた構図になっています。ただし三分割法はあくまで理論なので、実際にはここまで左に寄らなくても、少し中央からずらすだけで落ち着いた構図になるはずです。

ポイントはとにかくド真ん中を避けること。ほとんどのカメラは、シャッターボタンを半押しすることで、フォーカスロック(ピントが固定)されるので、ファインダーの中央で撮りたい被写体にピントを合わせてから、シャッターボタンを半押しにしたままカメラを動かし、構図を決めたうえでシャッターを最後まで押すと、好きな構図でうまく撮ることができます。

これも日の丸写真の一例。お皿まで全部写そうとするあまり、肝心のサンドイッチが小さくなりすぎて、おいしさがいまひとつ伝わりません。

カメラを寄りにして、少し右に配置した構図です。ピントは左手前のお肉。そのピントの位置が、画面を三分割した部分で合っているので、先ほどの三分割法の応用。お皿もサンドイッチも少し切れていますが、料理写真で重要なのは、シズル感(ジューシーさなどのおいしそうな感じ)なので、全体を写す「証拠写真」より、おいしそうに撮れればいいわけです。

こちらは、三脚を使い、本や花の被写体を少しずつ動かして、注意深く配置した構図の一例です。

手前は切れていますが奥のページの端っこが見えるので、被写体が「本」であることは十分に伝わります。そして陰影のコントラストが絵のように写り込む場所に置き、さらに落ち着いた色合いの中で一輪の花をアクセントとして配置。

普通、ピントを合わせる被写体は手前に置くことが多いのですが、あえて奥に花を置き、ピントもその花に合わせています。「ここだ!」と思えるバランスになるまで、ファインダーを何度ものぞいては花や本を動かし、時間をかけて撮ったものです。ポストカードなどにもなりそうな1枚ですよね。


もうひとつ。

「被写体に寄って、ド真ん中の写真にならないように!」と言うのは上手な写真の基本ではありますが「絶対」ではありません。

たとえばこの写真は、被写体を中央に配置しているので、理論上は「日の丸写真」のようになっていますが、この写真の意図は『こじんまりとした一輪の薔薇のささやかで愛らしい印象』を切り取ること。

なので、あえてセンターで引き気味に構図を決めているのです。もっと引いて、まわりの余白をさらにあけてもいいし、もちろん、どちらか片方の余白を多くあけて、センターではない写真でもいいと思います。

大切なのは、撮りたいものをただ漠然と撮るのだけではなく、構図次第で被写体のよさや面白さがより引き出される、ということをしっかり意識しておくこと。映画や写真集、画集、イラストなどいろいろなものも構図の参考になります。

どんどん撮って「構図の決め方」を実践してみましょう。

飾りたくなる写真を撮る

「いい写真を撮りたい!」と思ったとき、「いい」の基準を自分で意識するのは大切です。私たちが目指すべきなのは、報道写真や記録写真とは違いますよね。

では、どんな写真が「いい」のでしょう?ひとつの基準として「部屋に飾りたくなる」という感覚を意識してみてはいかがでしょうか。

たとえば、旅行をするとたくさん写真を撮りますよね。家族で、いわゆる「ニコパチ」の記念写真を撮るのももちろんいいですが、「部屋に飾る」「インテリア」という視点で考えると、旅先で見かけた景色やモノに焦点を当ててみるのもひとつの手です。

上の写真は、海外で見かけた誰かのお宅。その風情があまりにもかわいかったのでパチリ。

これを白い額に入れて友人にプレゼントしましたが、写っている場所に行ったことがない友人でも「この写真、いいね!」と気に入って飾ってくれています。市販の写真やポストカードも、「いい」と思えば、行ったことがない場所でも飾りたくなりますよね?そういう写真を目指せばいいと思います。

これは京都。石庭の一部ですが、京都っぽいしモダンアートのような印象を与えます。

こちらは金沢。ふすまの柄がかっこよかったので。こういう撮り方もおもしろいと思います。

人を写す場合も、構図をしっかり考えて「風景の一部」として人物を入れると、写真の中にストーリー性が生まれてくるし、飾りたくなる写真になるのではないでしょうか。

身近にある花も、とてもいい被写体になります。一面のお花畑で撮ってももちろん素敵だし、1本に注目して寄り気味で撮るのもおもしろいです。

ちょっとカタチの変わった花を撮ったり、あえてモノクロで出力したり。見慣れた花も、トリミングの仕方によって、ずいぶん違った表情を見せてくれます。

重いカメラを支えながら、自分が気に入ったものを熱心に撮っていた姿が、写真を見るとよみがえってきて「写真を飾るのってやっぱりいいなー」とあらためて思いました。

なさんも「いい写真」を意識して、飾ってみましょうね。

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