ビオトープ
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小さな自然『ビオトープ』の楽しみ方
水に浮かぶ鮮やかな花と緑、メダカなどの生き物...。鉢や水槽などの小さな空間に自然環境をつくって楽しむビオトープ(バイオトープ)は、癒しのインテリアとしても人気です。初心者の方も簡単に始められるビオトープの楽しみ方やお手入れ方法などについてご紹介いたします。
水生植物のビオトープ
まずは、ベランダで楽しむ水生植物のビオトープです。スイレンやハスは、春~夏にかけて開花するので、6月から育てるのがおすすめです。
肥料は4~9月の間、2~3週間に1度、5粒ほど底土に埋め込みます。水やりは、水が減ったら足すペースで。黄色くなった古い葉は株元から切り取ります。アブラムシが発生した場合は市販のアブラムシ用の薬「オルトラン」で駆除します。アブラムシはメダカの好物なので、払い落して餌にしても大丈夫です。
水面に咲く色とりどりのスイレンの花。ふと見たときに花が咲いていると、とてもうれしくなります。花を咲かせるポイントは日当たり。午前中、半日くらい直射日光が当たる場所がベストです。陰が多い場所では花が咲かないことや、枯れてしまうこともあるのでご注意を。冬は寒冷地を除き屋外で越冬します。
メダカビオトープ
続いてはベランダでのメダカビオトープ。素朴な和の雰囲気をつくり出す信楽焼をはじめ、鉢選びも楽しみのひとつです。
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水洗いした砂利を水鉢の底に敷き、水を張り、水生植物を沈め、浮草を浮かべればセッティング完了です。メダカを飼育する場合は、水合わせを行ってから鉢に放します。
午後から陰になるような場所、明るめの日陰などに置きましょう。古い葉などは根元から刈り取ります。夏場の水替えは1週間に1度、水道水で大丈夫ですが、メダカがいる場合は、1日汲み置きした水を同じ場所に置き半分だけ換えます。冬は水替えの必要はあまりなく、浮草のみ室内に。水生植物とメダカは、凍結しない場所であれば屋外でも越冬できます。
ベランダのビオトープは、特に水温管理に注意が必要。夏はすだれなどで遮光し、水温30度をあまり超えないように管理します。冬はビニールをかけたり室内に取り込むなど、凍結しないようにしましょう。
お部屋のなかにガラスの水槽を置き「小さな自然」を表現すると、屋外とはまた違った水景を楽しむことができます。
夏場の遮光、置き場所や水替えなどのお手入れは屋外と同じですが、夏場・冬場ともにエアコンが効いていない環境であれば、高温・低温になりすぎないよう対策が必要です。また、エアコンの風が直接当たる場所も避けましょう。
岩肌から水草が生えているような、小さな『溶岩石アレンジ』をいくつか組み合わせて水槽にレイアウトし、メダカを泳がせるのもおすすめです。
お部屋のインテリアには、このようなガラス鉢を使うのもオシャレ。陶器の鉢やガラス水槽よりも、さらに「小さなかわいい自然」 を楽しめます。室内のガラス水槽・鉢には、マリモを入れるのも素敵です。デカマリモは、約5~6cmのサイズで存在感たっぷり。
室内のビオトープのなかにマリモ入れてみると、水草とは違って「緑の丸い生き物」 のように感じ、ほっこり癒やされます。
ビオトープは、植物の魅力だけでなく栽培しているその空間で、メダカなどの生き物を一緒に飼育できるのが大きな魅力。春に植物が芽吹き、メダカの成長~繁殖、植物の開花など、一年を通して楽しむことができます。ビオトープをつくって、そのなかのさまざまな変化を楽しんでみてください。毎日目にする場所にビオトープを置き、お手入れすることで、忙しい日々の合間に心安らぐひとときをつくれるのではないかと思います。
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