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断捨離

不要なものがあふれていませんか?断捨離ですっきりと暮らすコツ

不要なものがあふれていませんか?断捨離ですっきりと暮らすコツ

年末や年度末は、新生活準備に向けたセールが多く、家具や家電を新調するのに絶好の時期。「あれを買おう」「これも必要」と買い出しリストを作っている方も多いかもしれませんね。そこで、新たに何かを買う前に、今の持ち物をきっちりチェックし、不要品は思い切って処分してしまうのは如何でしょうか?

しまうコツより、捨てるコツ

収納術はさまざまですが「いかにしまうか」の前に「いかに捨てるか」のほうが重要という人も多いのでは?

いずれ使うかもしれないから、高かったから、もったいないから…など、捨てない理由はキリがありません。しかし、収納スペースに限りがあるのも事実。

以下のような極意を参考にしながら一定の基準を決め、キッチンやクローゼットの中の物とひとつひとつ向き合って「要る」「要らない」を判断していきましょう。気にいって買ったものでも、流行や体型の変化で「もう着ない」というものがかなりあるのでは?

不用品を捨てる極意

  • あきらかな不用品はしまいこまずに即処分
  • 一年間使わなかったものは不用品とみなす
  • ひとつ買ったら、ひとつ捨てる(無駄なものは買わない)
  • 収納スペースに収まる範囲で持ち物の量を決める
  • 「いつか使うかも」の「いつか」を具体的に考えてみる

勿体ないからこそ、リサイクルを考えよう!

もったいないと感じるのは貴重なこと。使えないものは捨てるしかないですが「うちで不要でも別の家では重宝」というものもあるものです。友人・親戚にあげる、フリーマーケットに出店する、ネットオークションに出す、リサイクル業者を探すなど方法はいろいろ。

品物によってはオークションがお得な場合もありますが、出品・梱包・発送など手間がかかるのも事実。一方、リサイクルショップは「儲け」は少なくても、車でまわれば1日で終わりますし「出張買取サービス」を利用すればとっても簡単です。物の種類や家庭の事情などを考えて処分法を決めましょう。

いったん持ち物を整理して「わが家の適量」がわかれば、物の循環が把握しやすくなるので、使い勝手も格段に向上します。次の買い物のときにも「本当に必要?うちに置ける?」という感覚が働くようになり、結果的に不要品が増えることもなく、節約につながるのです。そうなれば家計にも環境にも優しいと思いませんか?

部屋が片付いたらインテリアにこだわりたくなる

生活空間まで侵食していた「モノ」が収納スペース内に収まれば、気持ちもすっきりして、今度はインテリアにこだわりたくなりますね。住まいの雑誌や洋書を見たり、好きな雰囲気の洋服屋、雑貨屋、カフェなどを参考にしたりして、テイストを決めましょう。

せっかくお部屋をすっきり整理したのですから、インテリアがちぐはぐにならないよう吟味して、少しずつ揃えていけるといいですね。この機会に「見せる収納」を始めてみてはいかがでしょう?

50代、60代のプチ断捨離

長年住むうちに住まいには荷物が増えていくもの。家族が増えるたび、新たに必要なものは増えますし、年齢をかさねるうちに使うものも変わります。これは、ごく自然なこと。しかし、あるときハッと気づくはず。住まいがモノに占領されていることを......。ごちゃごちゃとモノが溢れた住まいは単に暮らしづらいだけでなく、年齢を重ねていくにつれて転倒や落下による怪我の原因になることも。これから先の70代、80代も健やかに快適に暮らすため、また終活の準備として、50代、60代のうちに少しずつ断捨離を。体力だけでなく、モノの要不要を決める判断力が衰えはじめる前に、手をつけることが大切です。

ここで大切なのは、今の暮らしに必要なものを見極めること。特に、普段使わないモノが納戸からあふれているという人、クローゼットに何が入っているか覚えていないという人は、整理してみたら荷物の大半が不要だったということも。痩せたら着ようと思っているスーツに型落ちのブランドバッグや靴、昔の彼にもらったアクセサリー、若いころに持っていたギター、一度使ってしまいこんだアウトドアグッズなどなど。孫が使うかもととっておいた息子や娘のオモチャや道具も、おそらく使う機会はないでしょう。いつか読もうと積んでおきっぱなしの雑誌や本も、知らず知らずのうちにたまっていくもの。

特に50代、60代は子ども達が巣立ち、仕事面でも大きな変化を迎える時期です。今まで忙しさに紛れて整理できていなかったモノを棚卸してみませんか?「いつか使うから」や「高い値段で買ったから」、「思い出があるから」などの言い訳は禁物。この機会に徹底的に仕分けして、すっきり身軽になりましょう。

仕分けのポイントは2つ。

  1. 2年間、使わなかったものは潔く手放す
  2. キープする量や数をあらかじめ決めて、それ以上のものは手放す

2年間、しまいこんで使わなかったものは今の暮らしに不要なものです。潔く手放すのが、すっきり暮らすコツ。ただし、2年使わなかったけれど処分に迷うものがあれば、1年の期限付きで「保留ボックス」をつくりましょう。1年先までボックスを開くことがなければ、やはり不要だったのだと判断して処分しましょう。

また、普段使う靴や洋服、本など、ついつい増えてしまうものは、数を一定に決めること。たとえば靴ならつくり付けの靴箱に入る数だけ、本なら本棚に収まるだけというように。一旦決めてしまえば、あとは楽ちん。定期的に見直しの機会を設けて、あふれた分を処分しましょう。

そして手放すと決めたものは、ただ廃棄するのではなく是非有効活用を!本なら古書店、洋服や生活雑貨ならリサイクルショップへ持ち込みを。ただ、ホコリを払ったり洗濯したりキレイにしてからを心がけましょう。ブランドもののバッグやアクセサリーなら、相場にもよりますが相応の価格で買取されることも。

またアクセサリーの場合、ついている石や金属の種類によっては、その価値に応じて買取りとなることも。

フリマアプリやオークションサイトに出品するのも、一つの手段です。買いたいと手を上げてくれる人がいれば、リサイクルショップで値がつかなかったものが売れるケースも。ただし、信頼できる相手かどうか、信頼できるサイトかどうか、きちんと見極めて利用することが大切です。

もちろん、住まいの隅から隅までを一度に片付けるのは大変なこと。まずは本やDVDなどの細かいものや、普段使う洋服や雑貨からスタート。仕分けや処分のコツをつかんできたら、次第に家具やアウトドアグッズなど大きなものへ。ひと区切りつくたび、きっと心もすっきり晴れ晴れしてくるはずです。

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