防犯の知恵~特殊詐欺とは。

オレオレ詐欺

自分が…家族が…被害に遭わないために特殊詐欺被害防止を!電話でお金はすべて詐欺!

特殊詐欺とは「面識のない不特定多数の者に対し、電話その他の通信手段を用いて預貯金口座への振り込みその他の方法により現金をだまし取る詐欺」の通称です。

なかでもオレオレ、架空請求、還付金等詐欺の被害が多発しており、被害者の多くが65歳以上の高齢者です。

特殊詐欺の手口を知る

振り込め詐欺

  • オレオレ詐欺
    息子や孫を騙ったり、警察官等を騙り「トラブル解決」などの名目でお金を要求する手口。
  • 還付金詐欺
    市役所、県、社会福祉事務所など、公共機関を騙り、払い過ぎたお金があるとして返還するとしてATMに誘い出す手口。
  • 架空請求詐欺
    身に覚えのない利用料や抹消料、名義貸し等に伴うトラブル解決費用などの名目でお金を請求する手口。

振り込め詐欺以外の特殊詐欺

  • 金融商品等取引名目詐欺
  • ギャンブル必勝法情報提供名目詐欺
  • 異性との交際あっせん名目詐欺
  • その他…。

手口はますます巧妙になり、犯人の話術もレベルアップしています。今の時代は流れるスピードが速く、多くの情報に溢れています。

例えば、2020年東京オリンピック、介護や老後問題、マイナンバー制度、レアメタル等、ニュースになるものは次々と出てきます。そして詐欺犯人は、その本当のものに『嘘』を織り込んで私たちのお金を狙ってくるのです。

「それなら何となくわかっているよ」という「何となく」につけ込み、話を聞いていくうちに犯人の話術に取り込まれていくのです。

また『振り込む』だけが手口ではなくなってきているのも事実です。

  • 自宅まで取りに来る
  • 近くの駅に呼び出される
  • 宅配やレターパックで送るように要求
  • 電子マネーを買って、番号を教えるように指示される

特殊詐欺に騙されないために

みんな電話で騙されています。騙しのプロと話さない対策を!

  • 特殊詐欺被害防止機器(撃退装置)を付ける。
    特殊詐欺被害防止対策として各メーカーから『特殊詐欺防止撃退機能』が備わった電話や、既存の電話に取り付けることができる撃退装置が開発販売されています。撃退装置の効果として「迷惑電話がなくなった」「安心できた」との声があがっています。
    • 迷惑電話番号リストの電話番号を自動で着信拒否
    • 相手に通話を録音することを事前通知
    • 電話に出る前に注意喚起
    • 通話内容を自動録音
  • 留守番電話機能を使う
    在宅時でも留守番電話にしておくことで、相手が誰かを確認することができます。
  • ナンバーディスプレイ機能・非通知拒否設定を使う
    かかってきた電話番号で相手を確認することができる。怪しい電話には出ない。

留守番電話機能も、ナンバーディプレイ機能も、電話に出る前に『相手を確認できる』ことがポイントです。

情報を集めておく。知識を広げる

今どんな詐欺の手口があるのか知っておくことで、いざ自分のところにかかってきた来た時に「これは詐欺かも知れない、怪しいゾ」と気づくことができます。警察からもメールマガジン等で情報発信していますので、都道府県警察ホープページを確認しておきましょう。

家族で話し合う

離れて暮らしている家族と『便りのないのは元気な証拠』などと連絡を取らないでいることはないでしょうか?あなた自身が、そして家族が被害に遭わないために家族とのコミュニケーションをしっかりとっておくことが大切です。

「今日こんなことがあった」「体の具合はどう?」など、普段から話し合っておくと詐欺犯人の付け込むスキを与えないでいることができます。

また、家族にしかわからない合言葉を決めておくと「オレ、オレだけど」と電話がかかってきても「家族ではないゾ」と見抜くことができます。例えば『飼っているペットの名前』『お爺さんの干支』『庭の大きな木の種類』など、家族の共通項を聞いてみましょう。

特殊詐欺に対する『抵抗力』をつける

  1. 自分は『詐欺』のターゲットになっていると自覚しておく。
    「自分だけは大丈夫」と思う心のスキがガードを甘くします。
  2. 『怪しい』『何か変』だと気付く。
    「何かおかしいぞ」と思った自分の直感を信じましょう。「オレオレ」と言われても『何か息子(孫)と違う』ことに気付くことができるかどうか、また公的機関なのにお金の手続きが電話であるなど『何か変』と感じることができますか?
    • 声、話し方(イントネーション、方言など)が違う。
    • 話をごまかす。
    • すぐに○○時までなどと即断を迫る。
    • いまお金さえ払ったら大丈夫と要求する。

少しでも違和感を感じたら、一旦電話を切りましょう。そして本当の息子(孫)かどうか、本当の話なのかどうか、確かめてください。

  1. プレッシャーに負けない人間になる
    詐欺の犯人は「裁判沙汰になる」「会社を辞めさせられる」「今すぐ」などとプレッシャーをかけてきます。プレッシャーをかけられても打ち勝つ冷静さや、相手にすぐ自分を委ねてしまうのではなく自分でイニシアチブ(主導権)をもつことが大切です。
  2. 自分を守ってくれるものを知る
    身近に相談できる相手がいますか?家族や友人と困ったときだけでなく、楽しいことも悲しいことも気軽に話し合える関係を作っておきましょう。
  3. 地域で詐欺に対する包囲網を巡らせる
    高齢者が携帯電話で話ながらATMを操作しているような場面を見かけたら『もしかして詐欺!?』と疑い、声をかけましょう。う。

特殊詐欺に対する取り組み

警察では、特殊詐欺の被害に遭わないよう、金融機関・コンビニエンス・宅配業者・タクシー業者等、様々な業種機関と連携して特殊詐欺撲滅を目指しています。

  1. 金融機関での取り組み
    金融機関では警察の要請を受けて窓口でお金を引き出す際に声掛けをしています。どうしても高額の現金を持ち帰ることを希望される方には預金小切手を勧めています。また最寄りの警察署に連絡して警察官に事情聴取をお願いすることもあります。他にもATMの振り込み限度額を下げる、ATM近くでの携帯電話の使用禁止や声掛け、過去3年間振り込みをしていない高齢者のキャッシュカードからの振り込みをできなくするなどの取り組みをおこなっている金融機関もあります。
  2. コンビニエンスストアとの取り組み
    被害者に電子マネーを複数枚購入させ、そのナンバーを聞き、お金を手に入れる手口も多発していることから、コンビニエンスストアでは電子マネーを購入する客に声掛けするようになっています。その他、新聞社、スーパー、バス・タクシー会社など、多くの企業等が被害防止とために連携しています。

こんなことを言われたら、それは詐欺かも!?

  • 風やインフルエンザで喉の調子が悪い…
  • 会社の金を使い込んでしまった…
  • 会社の書類が入ったカバンをなくしてしまった…
  • 女性を妊娠させてしまった…
  • 携帯電話番号が変わった。なくした、壊れた…
  • キャッシュカードを預かります…
  • お金を返すのでATMまで行ってください…
  • レターパック、ゆうパック、宅配便で現金を送れ…
  • 名義だけでも貸して欲しい…
  • 老人介護施設の入居権利が当たった…
  • 電子マネーを買って…

特殊詐欺の被害を根絶するためには一人一人が『抵抗力』を身に付け、自分や家族そして住んでいる地域から被害が出ないように意識を高めていくことが不可欠です。

「今の電話もしかして…」と感じたら、

全国共通警察相談専用電話【#9110】へ相談!